東京都健康安全研究センター
インフルエンザウイルスHA遺伝子系統樹(東京都 2009-10年シーズン)

1 AH1pdm09ウイルスのHA遺伝子系統樹(2009年に流行した新型インフルエンザ)

2009年7月より発生が見られたインフルエンザ(H1N1)2009ウイルスの流行株(AH1pdm09)は、解析領域内で1または2個程度のアミノ酸変異が認められましたが、抗原性が大きく変異するような遺伝子変異は検出されておらず、系統樹上でもワクチン株であるA/California/7/2009株と近縁の位置にありました。

2 AH1亜型ウイルスのHA遺伝子系統樹

2009年36週に検出されたAH1亜型流行株は、2009年5月に検出されたものと同じ系統で、ワクチン株(A/Brisbane/59/2007)を含む枝の延長上にありました。

3 AH3亜型ウイルスのHA遺伝子系統樹

シーズン終盤の2010年5月に検出された株は、ワクチン株(A/Uruguay/716/2007:A/Brisbane/10/2007類似株)を含む大きな群に属していました。

4 B型ウイルスのHA遺伝子系統樹

B型のシーズン流行株は、全国的にはVictoria系統株と山形系統株の両方が検出されており、地域により流行株が異なっていました。しかし、東京都では2008/2009年シーズンからワクチン株と同様なVictoria系統の株が続いており2009/2010年シーズン検出株も系統樹上では2009年5月流行株と同様なところに位置していました。

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