東京都健康安全研究センター
インフルエンザウイルスHA遺伝子系統樹(東京都 2018-19年シーズン)

更新日:2019年6月21日

1 AH1pdm09ウイルスのHA遺伝子系統樹

 AH1pdm09の流行株は、系統樹上でワクチン株と同じグループに属しており、HI試験ではワクチン株と同等の反応性がみられ、抗原性に大きな差は認められませんでした。

東京都におけるAH1pdm09インフルエンザウイルスのHA遺伝子系統樹

東京都におけるAH1pdm09インフルエンザウイルスのHA遺伝子系統樹(2018-19年シーズン)

画像をクリックすると大きい画像が表示されます
PDFファイルは こちら から

2 AH3亜型ウイルスのHA遺伝子系統樹

 AH3亜型では、系統樹上で流行株の多くはワクチン株と同じグループに属していましたが、ワクチン株と異なるクレードに属する株も散見されました。また、分離されたウイルスの赤血球凝集価が低く、HI試験が実施できない株が多くありました。

東京都におけるAH3亜型インフルエンザウイルスのHA遺伝子系統樹

東京都におけるAH3亜型インフルエンザウイルスのHA遺伝子系統樹(2018-19年シーズン)

画像をクリックすると大きい画像が表示されます
PDFファイルは こちら から

3 B型ウイルスのHA遺伝子系統樹

 B型流行株はVictoria系統の株が主流(96%)を占めました。Victoria系統は、系統樹上でワクチン株を含むグループ(2アミノ酸欠損)とは異なる3アミノ酸欠損のグループに属し、赤血球凝集価が高いものの、HI試験では判定できない株が見られました。Yamagata系統の検出株は系統樹上でワクチン株と同じグループに属し、HI試験ではワクチン株と同等の反応性が見られました。

東京都におけるB型インフルエンザウイルスのHA遺伝子系統樹

東京都におけるB型インフルエンザウイルスのHA遺伝子系統樹(2018-19年シーズン)

画像をクリックすると大きい画像が表示されます
PDFファイルは こちら から

本ホームページに関わる著作権は東京都健康安全研究センターに帰属します ご利用にあたって
© 2019 Tokyo Metropolitan Institute of Public Health. All rights reserved.