東京都健康安全研究センター
インフルエンザ対策のポイント

1.インフルエンザにかかってしまったら

 インフルエンザを疑う症状が見られ、具合が悪い場合は、早めに医療機関を受診しましょう

 

医療機関受診のポイント 

  • 感染拡大防止のため、医療機関に事前に電話で連絡し、受診できる時間帯や受診方法等の指示を受けてください。受診の際は咳エチケットのためにマスクをつけましょう。診断後は基本的に自宅療養を行いますが、基礎疾患や病状等を考慮し、入院治療を行うこともあります。 

  • →妊娠している方・基礎疾患のある方へ 

  •  妊娠している方については、かかりつけの産科医師に連絡し、受診する医療機関の紹介を受けましょう。産科医師が、あなたの診療情報を提供する場合があります。
     慢性疾患(呼吸器・心疾患・糖尿病等)の治療を行っている方、透析中の方、免疫機能の低下がみられる基礎疾患を有する方については、かかりつけの医師に事前に電話等で連絡し、受診方法を確認してから受診しましょう。

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    東京都医療機関案内ひまわり(都内医療機関の検索)

    妊婦・基礎疾患等をお持ちの方へ(厚生労働省) 

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 治療のポイント

  • 安静にして水分を十分にとり、休養しましょう
  • 処方された薬を確実に服薬しましょう
  • 少なくとも熱が下がってから2日目まで(できれば症状が出た日の翌日から7日目まで)、受診以外の外出を控えましょう
  • 受診や介護を受ける際に咳エチケットとしてマスクをしましょう
  • できるだけ手洗いを行いましょう

 

患者さんのご家族等へのお願い

 →次のような症状がみられる際には、直ちに医療機関を受診してください

 小児の場合

  • 痙れん
  • 反応が鈍い(呼びかけに答えないなど)
  • 落ち着きがない、あばれる、意味不明の言動がみられる
  • 呼吸が早い、息苦しそうにしている
  • 顔色が悪い(土気色、青白いなど)、唇が紫色
  • 脱水の症状がみられる
    (下痢・おう吐などで水分が取れない・尿量が少ない・泣いている乳児の涙が出ないなど)

 ※子供のインフルエンザの場合、使用する解熱剤の種類によっては、症状の悪化につながる可能性があるため、医師の指示に従って使用することが大切です。

  発熱したお子さんを見守るポイント(厚生労働省・日本小児科学会)(PDF)

大人の場合

  • 呼吸困難または息切れがある
  • 胸の痛みが続いている
  • 3日以上熱が続いている
  • 脱水の可能性がある(下痢・おう吐などで水分が取れないなど)

 

2.インフルエンザにかからないために -予防-

インフルエンザの予防には、みんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちがとても大切です。

 

    • インフルエンザワクチン

    • 季節性インフルエンザのワクチン接種は、例年10月頃から開始します。インフルエンザワクチンは、免疫をつけ死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことを目的に接種するものです。早めに受けるようにしましょう。

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    • 手洗い

       手洗いは、個人衛生の基本です。外から帰ったときなど、こまめに手を洗いましょう。また、咳やくしゃみを手でおおったときにも洗いましょう。

    • 流水で手を洗えないとき、手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効です。しかし、手に目で見えるような汚れがある場合は消毒効果が低下するため、その場合は流水・石鹸での手洗いを行いましょう。正しい手洗いの方法については こちら へ。

      手洗いポスター(PDF)

      ひらがな版手洗いポスター(PDF)

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    • 咳エチケット

       咳やくしゃみをする時はティッシュやマスクを口と鼻にあて、他の人に直接飛まつがかからないようにしましょう。

       咳エチケットについては こちら へ 

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    •  その他予防に関する参考情報

      介護の際のポイント

        • 手洗いを徹底する
        • 患者さんのケアを行うときはマスクをする
        • 患者さんが使用したティシュ、マスクなどはビニール袋に入れて廃棄する
        • 患者さんの部屋を専用にする(できない場合は、患者さんの隣に休む人は1m以上離れる)
        • 患者さんのケアを行う人を限定する(慢性疾患、基礎疾患のある人、妊婦、免疫力が低下している人は、できるだけケアを行わない)
        • 患者さんの部屋の換気を1日数回行う
        • 手洗い後のタオルはペーパータオルか、個人専用のタオルとする
        • 家庭内を清潔に保つ(下記参照)

      家庭内などでの清掃・消毒について

       患者さんが使用した食器、衣類、浴槽などは通常の洗浄や洗濯で対応できます。家庭内での感染拡大を防ぐため、皆さんが触れる場所(ドアノブ・便座・スイッチ・手すりなど)を消毒液*で拭き取ることも有効です。

        • *消毒液は、薬局などで購入できる消毒用アルコール、次亜塩素酸ナトリウム(商品名:ハイター、ミルトン等)の薄め液などが有効です。

           →ハイター等の薄め方についてはこちら
           http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/ 

 

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