東京都健康安全研究センター
薬剤耐性菌関連情報

更新日:2017年4月7日

1.薬剤耐性菌とは

 薬剤(抗菌薬)に耐性があるというのは、細菌が一つ以上の抗菌薬に対して感受性がない、つまりその抗菌薬が十分に効かないことを意味します。
 薬剤耐性菌かどうかの確認は医療機関で行っています。この結果をもとに、いくつかの薬剤耐性菌の発生状況を把握しているのが 感染症発生動向調査 です。
 感染症発生動向調査は、診断した場合、全ての患者について報告を求める「全数把握対象疾患」と、定められた医療機関から患者報告を受ける「定点把握対象疾患」に分けられます。
 全数把握対象疾患として、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症(VRSA)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症(VRE)、薬剤耐性アシネトバクター感染症が、定点把握対象疾患として、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症(MRSA)、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症(PRSP)、薬剤耐性緑膿菌感染症(MDRP)が定められています。

 

2.抗菌薬服用の注意点

 薬剤耐性菌を増やさないために、患者さんの側にもできることがあります。

抗菌薬と薬剤耐性菌Q&A

受診し処方された場合に飲む 医師の指示した時間と量を守る

 

服薬の中止は医師に相談

 

残っている抗菌薬を自己判断で飲まない

 

3.カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)に関する情報【国立感染症研究所】

米国CDCが警告を発したカルバペネム耐性腸内細菌(CRE)に関するQ&A(2013年3月8日)
カルバペネム耐性腸内細菌に関する米国CDCの発表と、日本国内の状況について(2013年3月8日)
わが国におけるNDM型およびKPC型カルバペネマーゼ産生菌分離状況、2012年現在(2013年1月23日)
海外帰国患者より新型カルバペネマーゼ(OXA-48型)産生肺炎桿菌等の分離(2012年12月21日)

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